e901d1a39b24b00e2f8bbef84f9ebde0_t
ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー


分類



ポリプテルス 目は、ポリプテルス科1科のみを含み、その下にはポリプテルス属およびアミメウナギ属の2属があります。
アミメウナギ属はアミメウナギ1種のみで、ポリルテルス属は17種ほどが知られています。

ポリプテルス属に分類される種はさらにビッチャータイプ(下顎系)とパルマスタイプ(上顎系)に分けられており、俗に下顎系と呼ばれるビッチャータイプはその通称通り下顎がしゃくれたように突き出し、パルマスタイプよりも大型になります。
大きさやアゴの形状以外にも背びれの小離鰭の数も種類を判別するポイントとなります。

ここでアクアショップなどでよく取り扱われている代表的な種をいくつか紹介します。





ビッチャータイプ(下顎系)



ポリプテルス・ビキール・ビキール(Polypterus bichir bichir)
体長は大体70cmから最大で120cmまで成長する。
ポリプテルスの中で最も大型になる種で、小離鰭は14~19本とこちらも最多。

ポリプテルス・ビキール・ラプラディー(Polypterus bichir lapradei)
ビキール・ビキールの亜種で最大体長74cm。小離鰭は13~17本。
基本は褐色で緑がかった縦帯が入った体色をしている。底砂や照明で体色が変化する。

ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー(Polypterus endlicheri endlicheri)
体長60cmほどで小離鰭は11~14本。
褐色の地に黒い鞍掛模様がある。図太い性格をしている個体が多くエサも選り好みせず何でも食べ、成長スピードが早い。その飼いやすさと顔つきや模様などの個体差が大きいことからブリーダーやアクアリストに人気がある。下顎系ポリプテルスの中で最もポピュラーな種。

ポリプテルス・コンギクス(Polypterus congicus)
体長70cmから最大97cm、ビキールビキールに次ぐ大型種です。
長年エンドリケリーの亜種とされていましたが、近年では独立種とする説が有力です。
小離鰭の数もエンドリケリーより多く12本~15本。

ポリプテルス・アンソルギー(Polypterus ansorgii)
体長80cmほどで小離鰭は12~15本。
頭幅が大きくいかつい顔つきをしており、ガッチリとした体格で太く成長する。





パルマスタイプ(上顎系)



ポリプテルス・オルナティピンニス(Polypterus ornatipinnis)
上顎系最大種で体長60cm程度まで成長する。小離鰭は9~11本。
オルナティピンニスは「綺麗な羽飾り」の意で、その名の通り黄色と黒の帯が入った美しいヒレと体色を持つ。特に幼魚期は鮮やかな体色をしているが成長するにつれ黒ずんでいく。

ポリプテルス・ウィークシー(Polypterus weeksii)
上顎系の中では比較的大きい種で体長は40cmから最大54cm。
小離鰭が他のポリプテルスに比べ短いのが特徴で、数は9~11本。
頭部が大きく頭でっかちな印象がある。
若いときから雌雄差が見られ、オスは細長く華奢で模様が濃く神経質。メスは寸胴体型で貪欲。
幼魚期にははっきりとしたバンド模様が見られるが、成長につれ薄くなるか消滅していく。

ポリプテルス・レトロピンニス(Polypterus retropinnnis)
体長30cm程度、小離鰭は6~8本。
2006年に新種記載された比較的新しい種。
日本のアクアリウムシーンでは「ザイールグリーン」の名で知られている。
その流通名の通り頭部を中心に緑掛かった体色をしており、その上に黒褐色の斑紋が見られる。

ポリプテルス・セネガルス(Polypterus senegalus senegalus)
最大体長50cm、飼育下では20~30cmに収まることが多い。小離鰭は8~11本。
丸みのある体型で体には模様がない。性格は温和な個体が多い。
東南アジアで盛んにブリードが行われており、流通量が多く安価である。
手頃な値段と飼育のしやすさからポリプテルス入門種と言われている。

ポリプテルス・パルマス・ポーリー(Polypterus palmas poli)
体長36cm程度、小離鰭の数は少なく5~7本。
ここには記載していないパルマス・パルマスの亜種だが、独立した種(P.poli)とする見解もある。
セネガルスに次ぐ入門種で丈夫。目立った模様はなく、鱗の所々が黒く色づく程度。
弱酸性の水で長く飼育すると体色が緑色に変化する。

ポリプテルス・パルマス・ビュティコフェリー(Polypterus palmas buettikoferi)
体長は大きくても35cm程度で、小離鰭は7~10本。
頭部や胸鰭、下腹が黄色がかっており、背鰭には黒いスポットが入る。
体色はイエローかブラウンの地に暗褐色の模様が入る個体が多い。
産地差が大きく、それ以外にもいくつかカラーバリエーションがある。
パルマスタイプにしてはスリムな身体つきをしており、顔は精悍な印象があり下顎が太い。

ポリプテルス・デルヘッジ(Polypterus delhezi)
体長は30~40cm。小離鰭は10~13本。
上顎系の中でも人気が高い種で、ブリードが盛んに行われている。
そのためカラー、バンド共にバリエーションが豊富。
基本の体色は、白~グレーの地色に黒色のバンドが入る。
品種改良で身体が短いショート個体や中間くらいのセミショート個体などが作出されており、
身体つきも様々。
性格は臆病な個体が多く、水槽内で暴れ回り鼻先を潰してしまう個体も多い。




クリックで応援よろしくお願いします↓
にほんブログ村 観賞魚ブログ アクアテラリウムへ
にほんブログ村